このミニボート釣りを長く続けていくには体力が不可欠である。しかし年齢も40を過ぎ、まだまだ平気さ〜と思っていても過去に煩わせた肩・腰等の不安を抱きつつ、無理が祟って再発してしまっては元も子もない!特に砂浜でのランチングは思いのほか体力の消耗も激しく、何か労力を減らせる打開策はないか?と思案したのが、電動前輪ドーリーの開発着手に至ったきっかけである。 さて、その前輪ドーリーに求められるコンセプトは
1.コンパクト性が高いこと(車内に積み込めるもの)
2.軽量であること(車から降ろすのも困難なものでは使い物にならない)
3.砂浜でも埋もれないタイヤ構造
4.荷物や船外機を積んだままの重量(120〜130kg)でも運べるトルク
なのである。 動力源
第一のテーマは何を動力源にするか?ということである。まず、思い浮かべたのが補機として使用している空冷式2馬力船外機をうまく利用出来ないか?ということで、これならコストもかからず車の積載荷物も増えず得策かと考えていた。しかし、ペラからタイヤに伝搬させる軸動力系がどうも上手く作れそうもないし、下手にペラを損傷させてしまったり、危険性も高いので却下とした。 |