ボート釣りを始めてからというもの、こんなに海と離れたことはなかっただろう。約４ヶ月に渡る充電期間？に吉凶どちらが付いたのか期待と不安を抱いた釣行になった。ボートの準備もいまいちリズムに乗れず、しかも電動リール用のバッテリーを自宅に忘れてしまうというおマヌケな出航に不安もさらに膨らんできた。魚探用のバッテリーはあるけれど、この充電も久々だったことから万一のことを考えて電動リールの使用は控えることにした。

仲間の情報ではカタクチ鰯が湧いているとのことだったので、浅場でも楽しめるハモノ狙い（呑ませ釣り）に照準を合わせた。鰯はすぐに釣れたが、魚に弱いと書くだけあってイケスで元気に泳いでいるのは数匹だけ。それでもなんとか数が確保できたので、早速ヒラメ仕掛けを落とすと何回かアクションを竿に感じ、ググッと引かれて大合わせを入れるとマゴチがガッチリ針掛かり。その後も何度かアタリが来たがヒットしなかった。生きエサが無くなったところでサバエサで根魚狙いに変更するとメバル、カサゴがコンスタントに釣れ上がった。もう片舷でサビキ竿を垂らしていたらなんとトビウオが掛かってくれてこれまたラッキー！

これぞ怪我の功名釣りである。